FlexSliderでカウントアップ(現在数/総数)を表示させる【javascript】

JavaScript

スライダー表示にjQueryプラグインのFlexSliderを使っているのですが、カスタマイズしたのでメモ。

作業した内容は次の通りです!

完成したスライダーを確認する(デモ)

こちらが完成したスライダーです。ローディングアイコンを表示させるため、画像の読み込みを故意に遅らせて表示してます。

動作デモ

実際の動作はこちらでご確認ください!(別ウィンドウが開きます)

[スライド数/総スライド数]を表示させる

そもそも楽●のスマホページみたいなスライダーを設置したかったのです。
最近は画像の下にカウントアップ(現在数/総数)を表示してるECサイトが多いような気がします。
下の画像のようなカンジに設置することを最終目的とします!

[スライド数/総スライド数]を表示

ソースコードを確認

HTML

<div class="flexslider loading">
    <ul class="slides">
        <li><img src="./images/slider_01.jpg" alt="サムネイル01"></li>
        <li><img src="./images/slider_02.jpg" alt="サムネイル02"></li>
        <li><img src="./images/slider_03.jpg" alt="サムネイル03"></li>
        <li><img src="./images/slider_04.jpg" alt="サムネイル04"></li>
        <li><img src="./images/slider_05.jpg" alt="サムネイル05"></li>
        <li><img src="./images/slider_06.jpg" alt="サムネイル06"></li>
        <li><img src="./images/slider_07.jpg" alt="サムネイル07"></li>
        <li><img src="./images/slider_08.jpg" alt="サムネイル08"></li>
        <li><img src="./images/slider_09.jpg" alt="サムネイル09"></li>
    </ul>
</div>

javascript

//flexsliderプラグイン
$('.flexslider').flexslider({
    animation: "slide",
    // コントロールnaviを非表示
    controlNav:false,
    start: function(slider){
        $('.flexslider').append(`<div class="custom_nav_number">1/${slider.count}`);
    },
    before: function(slider){
        const $customNavNumber = $('.custom_nav_number');
        $customNavNumber.text(`${slider.animatingTo + 1}/${slider.count}`);
    }
});	

コントロールナビを非表示

まず、スライド数を表示させるので、FlexSliderデフォルトのナビは非表示にします。

ナビゲーション非表示はFlexSliderのオプションcontrolNavをfalseにします。※デフォルトはtrue

// コントロールnaviを非表示
controlNav:false,
ナビゲーションを非表示

FlexSliderのオプションを確認する

先ほど、FlexSliderのオプションでコントロールナビを非表示にしました。

cssで非表示にしても良いのですが、こういったプラグインは大抵オプションが用意されています。設定すれば、ある程度のことが実現できます。まず配布元のページを確認します。

FlexSliderはGithubにオプションの詳細が掲載されてます

https://gist.github.com/warrendholmes/9481310

[スライド数/総スライド数]の初期値を追加する

ページ読み込み時に表示させる[スライド数/総スライド数]ですが、まずスライドのトータル数が必要です。「start」オプションで設定したコールバック関数の引数(slider)の値をconsole.logで調べます。

start: function(slider){
   console.log(slider);
}

「count」というプロパティがトータル数らしいので、この値を使用します。

ブラウザのコンソールで引数「slider」の値を確認

次にスライド数を表示する領域を追加します。初期値は1ページ目から始めたいので、ベタ打ちで「1」を入力しておきます。

start: function(slider){
   $('.flexslider').append(`<div class="custom_nav_number">1/${slider.count}`);
}

あとは好きなところに要素を追加するだけです。私はスライダー本体の下に追加しました。
これでページを読み込んだ時の[スライド数/総スライド数]が表示できました。
追加する要素には、あとで操作しやすいようにクラス名(例:custom_nav_number)を指定しておきます。

スライドが切り替わった時、現在のスライド数も変更する

スライドが切り替わった時に、現在のスライド数が表示されるようにします。スライダーが切り替わる時に実行される「before」オプションを使用します。

「start」オプションと同様にコールバック関数にコードを記載します。
同じように「slider」に渡ってくる値をconsole.logで確認します。
「animatingTo」というプロパティが現在のスライド数を表しているようです。

「animatingTo」は0から始まるので、表示する時は値にプラス1します。
先ほど追加した[スライド数/総スライド数]のスライド数にanimatingToの値を設定すればスライド切り替え時に、スライド数が変更されます。

before: function(slider){
    const $customNavNumber = $('.custom_nav_number');
    $customNavNumber.text(`${slider.animatingTo + 1}/${slider.count}`);
 }

参考URL

プラグインURL

FlexSlider 2
【jQuery】超万能スライダー FlexSlider の使い方をマスターする。
今日紹介するのは jQuery プラグインの[FlexSlider]です。これ、かなり便利です。レスポンシヴ対応、タッチコントロールのフリックスライドにも反応、カルーセルもOK、画像にリンクを貼ることはもちろん、キャプシ...

まとめ

最後にCSSで見た目を調整すれば完成です!

最近ではあまり更新されていないFlexSliderですが、オプションも豊富にあり使いやすいプラグインです。
カスタマイズ次第では色々なことができるので、最新のjQueryで動く間は使うと思います。