まずvimを使いやすいようにカスタマイズします。
今回は必要最低限の設定だけなので、必要になったら順次追加していこうと思います。
vimの設定をカスタマイズする
一般ユーザーで作業していることを前提とします。
ホームディレクトリにある.vimrcファイルを編集します。.vimrcファイルがなければ作成します。
$ vim ~/.vimrc
.vimrcに以下を記述
"行番号を表示 set number "日本語の文字化け防止 set encoding=utf-8 set fileencodings=iso-2022-jp,euc-jp,sjis,utf-8 set fileformats=unix,dos,mac " 対応する括弧を表示 set showmatch
今回、.vimrcファイルがなかったので、一般ユーザーのホームディレクトリに作成しました。
このままだとroot環境ではカスタマイズした設定が反映されません。。そこで、/root/以下に.vimrcファイルのシンボリックリンクをはります。
$ sudo ln -s ~/.vimrc /root/.vimrc
※sudoで実行しないとPermissionエラーになります。
vimでよく使うコマンド
vimにはノーマルモード、インサートモード、ビジュアルモードの3つのモードがあります。
良く使うコマンドをまとめました。
ファイルの終了
ファイルの終了に関するコマンド
:wq | 保存して終了 ※ショートカットshift + z z(連続押下) |
:w | 保存 |
:q! | 保存しないで終了 |
モード切り替え
インサートとヴィジュアルモードの切り替えは、ノーマルモードから行います。
vimを立ち上げたときはノーマルモードになっていますが、別モードになっている場合、escでノーマルモードに戻ります。
iまたはa | インサートモードに切り替え |
v | ビジュアルモードに切り替え |
esc | ノーマルモードに切り替え |
ノーマルモードのコマンド
カーソル移動
h左に移動
j下に移動
k上に移動
l右に移動
^行頭に移動
$行末に移動
%対応するカッコに移動
gg(連続で押下)先頭行に移動
G最終行に移動
コピー&ペースト
yy(連続で押下) 一行コピー
pp(連続で押下) 一行ペースト
削除
dd (連続で押下) 1行削除(切り取り)ペーストが可能になる
x 一文字削除
Dカーソル位置から行末まで削除
d$(連続で押下)カーソル位置から行末まで削除(Dと同じ)
d^(連続で押下)カーソル位置から行頭まで削除
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u取り消し
ctrl+r取り消しの取り消し
検索
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ビジュアルモードのコマンド
ビジュアルモードにすると範囲を選択できるので便利。
使用するときは、まずescでノーマルモードにする。
カーソルを操作したい箇所に移動してv
※ビジュアルモードに切り変わる
コピー&ペースト(範囲選択)
矢印キーで範囲を指定してyヤンク(コピー)
貼り付けたい位置にカーソルを移動する
shift + pヤンク(コピー)した部分をペースト
削除(範囲選択)
カーソルを操作したい箇所に移動してv
※ビジュアルモードに切り変わる
d選択範囲を削除
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